2015年11月24日

削り作業 終了

前前回の続きです(^ ^)

秘密の正体がこれです。
削り作業 終了
高台の内側はまだ削っていません!
完全に乾いて生地が真っ白になっています。カラカラに乾いてから削るのは磁器の本場、有田焼の技法です。キメの細かい粘土でしか成し得ない技法ですので、陶器では用いません。

削り作業 終了
掘り下げて〜

削り作業 終了
えぐり込んで完成〜(^ ^)

完全に乾いてからでは、取っ手を付けることができなくなってしまいます。しかし、生乾きだと高台を深くえぐり込んでいくのが困難です。
取っ手を付けてから完全に乾かして、シッタに乗せて削るのは多分無理でしょう。
不可能を可能にしてくれたのが、芯出し機!
素人っぽいと敬遠されがちですが、これのおかげで格段に作業効率が良くなりました。

ちなみに削る道具は、生乾きの時はカキべら。乾いてからは鋼鉄製の万年ガンナと呼ばれているものです。鹿児島ではあまり使われていないので、取り寄せになります。

皆さん是非とも、作業風景など見学にいらしてください(^ ^)

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Posted by 陶工房 楼蘭 at 19:52│Comments(0)
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削り作業 終了
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